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ダウ理論とは

ダウ理論とは
「価格が、事象を予測するものにさえ到達するあらゆるもの、というのはつまり期待(expectations)も含めたあらゆるものを織り込んでいるという概念は、ダウの仮説の中でも最も革命的な仮説である。」Kirkpatrick II, C. D., & Dahlquist, J. A. (2010). Technical analysis: the complete resource for financial market technicians. FT press., p77.より引用。

テクニカルなダウ理論のパラドックス ニューラルネットワークへの理論的接続

フランスの数学者ルイ・バシュリエの博士論文『投機の理論(Théorie de la spéculation)』は、金融市場の営みがブラウン運動に従っていることを早期に指摘する理論であった。周知のように、近代のファイナンス理論では、このブラウン運動に従う株価の特徴を「ランダムウォーク(random walk)」という概念で再記述している。それは、金融市場の動力学を前提とした上で、市場における金融商品の価格は予測不可能であることを指し示す概念に他ならない。

「株価予測の代理人たちの平均的なパフォーマンスは、純粋な偶然(pure chance)に基づくあらゆる投資のパフォーマンスの平均値を約4%下回ると結論付けられる。」

Cowles 3rd, A. (1933). Can stock market forecasters forecast?. Econometrica: Journal of the Econometric Society, 309-324., 引用はp.318より。

「もし時系列が均質ならば、ある週から次の週への価格の変化は、その週からその次の週への変化とは実質的に独立しているように思われる。これだけでも、時系列それ自体から週ごとの価格を予測することが不可能である点を指摘するのは十分である。加えて、もし当の時系列が現実的に彷徨っている(wandering)のならば、そうした時系列の中で『観測される』であろうトレンド(trends)や周期(cycles)のような体系的な運動は、いずれも幻想(illusory)となる。そうした時系列は『彷徨っている』ように見える。恰も偶然の悪魔(the Demon of Chance)が、その分散が一定となる対称的な母集団から一つの数値を週に1回アトランダムに抽出して、それを今週の価格に加算し、来週の価格を決定しているかのようである。」

Kendall, M. G., & ダウ理論とは Hill, A. B. (1953). The analysis of economic ダウ理論とは time-series-part i: Prices. Journal of the Royal Statistical Society. Series A (General), 116(1), 11-34., 引用はp13より。

「ケンドールが発見したのは、証券価格の変化は、それが適切に設計されたルーレットによって生成されたかのように振る舞うということである。そのルーレットの結果はいずれも過去の歴史からは統計的に独立しており、それらの相対的な頻度は時間を通じて合理的に安定化している。このことが意味するのは、一度ルーレットの異なる結果に関する相対的な頻度(確率)についての良き測定を可能にする十分な根拠を蓄積したなら、プレイヤーはこれらの相対的な頻度のみに基づいて予測を実行し、現在のルーレットにおけるスピンのパターンには何ら注意を払わないということである。現在のスピンがプレイヤーの予測に関連付くのは、このスピンによって相対的な頻度をより精確に測定できるようになる場合に限られる。このギャンブルの表現で言えば、ルーレットは『記憶を持たない』。」

Roberts, H. V. (1959). Stock-market “patterns” and financial analysis: ダウ理論とは ダウ理論とは methodological suggestions. The Journal of Finance, 14(1), 1-10., 引用はp3より。

問題解決策:「投機」と「偶然のゲーム」の区別

投機は「偶然のゲーム(a game of chance)」ではないというのが、ランダムウォーク仮説に対する投機家たちの反論であった。かの「ダウ理論(Dow’s Theory)」を世に広めたS・A・ネルソンの”The ABC of Stock Speculation”によれば、運や偶然に委ねるだけの賭けは「ギャンブル(gambling)」なのであって、投機からは区別される。投機には、この場合のギャンブルとは異なり、知的な努力が必要になるのだという。

派生問題:「ダウ理論」はテクニカルなアプローチなのか

「ダウ理論(Dow’s Theory)」は、テクニカル派の教義の一つになっている。彼らの語る知的な努力とは、未来予測のための理論武装なのである。しかし、テクニカル派のチャーティストたちの振る舞いは、ダウ理論を知る上ではミスリードとして働いている。「ダウ理論(Dow’s Theory)ダウ理論とは ダウ理論とは ダウ理論とは 」がチャールズ・ダウの記述した理論であると考える時点で、既に誤った歴史認識を抱いてしまっている。

ダウが自身の理論を書籍として出版したことは一度も無い。ダウはただ、ウォール・ストリート・ジャーナルに連載していた論説で株式市場の動向を考察していただけである。ダウの死後、1903年、これらの論文はS・A・ネルソンによって編集され、”The ABC of Stock Speculation”として出版された。「ダウ理論」という用語が普及し始めたのはこの時である。

1922年になるとウィリアム・ピーター・ハミルトンの『株式市場のバロメータ(The Stock Market Barometer)』が出版され、1932年にはロバート・レアのまさに『ダウ理論(The Dow Theory)』と題される書籍が出版され、次々とダウ理論が再記述された。ダウは自身の理論を工業株と鉄道株の領域で応用していた。だがその理論は他の領域でも再利用できる。ハミルトンが整理しているように、ダウの理論は幾つかの抽象的な理念として整理することができる。その理念は、様々な市場の価格変動が、長期的でリズミカルな周期(rhythmical cycle)を描いているという内容である。レアはこの関連からダウ理論を三つの仮説に落とし込んでいる。

  1. 主要トレンド(primary trend)は不可侵(inviolate)ダウ理論とは である。
  2. 平均は全てを織り込んで(discount)いる。
  3. ダウ理論は百発百中(infallible)ではない。

「価格が、事象を予測するものにさえ到達するあらゆるもの、というのはつまり期待(expectations)も含めたあらゆるものを織り込んでいるという概念は、ダウの仮説の中でも最も革命的な仮説である。」

Kirkpatrick II, C. D., & Dahlquist, J. A. (ダウ理論とは 2010). Technical analysis: the complete resource for financial market technicians. FT press., p77.より引用。

問題解決策:形式としての「トレンド」

ダウ理論は、市場の「トレンド」を「主要トレンド(primary/major trend)」、「中間トレンド(intermediate trend)」、「末梢的トレンド(minor trend)」の三つに区別している。この三つのトレンドはそれぞれ「波(wave)」の比喩で記述される。主要トレンドは潮流を表す一方で、中間トレンドは潮流の中で派生する波を意味する。他方、末梢的トレンドは波の上に生じる小波を意味する。

ダウとテクニカル派の差異

問題解決策:経済指標としての株価平均

「ダウ理論は投機のゲームで勝利するために考案された体系ではないということを心に留めておこう。確かに平均は一意専心に判読されなければならない。願望が思想の父である時、平均は我々を欺くようになる。聞いたことがあると思うが、魔術師の杖に手を出してしまう新規参入者は、悪魔を育ててしまう傾向にある。」

Hamilton, W. P. (1922). The Stock Market Barometer; a Study of Its Forecast Value Based ダウ理論とは on Charles H. Dow’s Theory of the Price ダウ理論とは Movement. Harper & Bros., p133.より引用。

問題解決策:ダウ理論の脱テクニカル化

派生問題:「考え得るもの全て」のパラドックス

「ウォール街をその内側からわかり易く考察することは困難で、多くの観察者たちによって不可能であると証明されている。丁度市場がそのマニピュレータ(manipulator)よりも大きいこと、あらゆる金融機関が集約しているものよりも大きいことが示されるように、株式市場のバロメータは株式市場それ自体よりも大きいということは事実である。」

Hamilton, W. P. (1922). The Stock Market Barometer; a Study of Its Forecast Value Based on Charles H. Dow’s Theory of the Price Movement. Harper ダウ理論とは & Bros., pp15-16.

ハミルトンは、株価の平均に<考え得るものの全て(every conceivable thing)>が反映されていると主張する。しかし、仮にそうだとしても、ここでいう<考え得るものの全て>とは、経済のドメインにおける<全て>に限定される。経済のドメインは、社会システムの部分でしかない。社会には、経済の他にも、政治、科学・学問、教育、法、芸術、マスメディア、医療、宗教などのような様々なドメインが分化した状態で構成されている。

問題解決策:株価平均「線」による変化「点」検知

「双方の平均値によって構成された過去の最低値や最高値は、市場の転換を表現するもの(representing the turn of the market)と見做すのが最善である。」

Hamilton, W. P. (1922). The Stock Market Barometer; a Study of Its Forecast Value Based on Charles ダウ理論とは H. Dow’s Theory of the Price Movement. Harper & Bros., p158.より引用。

この引用文の直後にハミルトンは、平均に「絶対的な数学的精度(absolute mathmatically accuracy)」を期待する必要は無いとも補足している。つまりダウ理論を未来予測的なユースケースで応用したハミルトンの理論は、株価平均線の変化点検知に基づく発見探索的な姿勢の理論であるということになる。

問題解決策:モメンタム理論としてのダウ理論

実際、平均ベータ$$0.55 – 0.16 = 0.39$$の粗い近似を利用すると、ダウ戦略はリスク調整後の収益$$0.12 – [0.05 + 0.39 (0.155 – 0.05)] = 0.029$$を得る。つまりハミルトンの戦略に対するコールズの解釈は、リスク調整後の水準で、年間290ベーシスポイント(basis point)を獲得するように思われる。

ダウ理論のニューラルネットワーク

ダウ理論とは、「モメンタム理論(momentum theory)」である。それは非線形の時系列的な相互作用によって駆動されるシステムの複合性を記述した理論なのであって、単なる段階的回帰(stepwise regression)の手続きに終始する理論なのではない。1998年、このことに気付いていたステファン・ブラウンらは、そのレビュー論文において、このモメンタム理論としてのダウ理論を同時代のニューラルネットワークの発展に接続させて次のように述べている。

「近年の人工知能を基盤としたニューラルネットワーク(artificial intelligence–based neural net)の発展により、理論(theory)に入力できると考えられるデータのあらゆるパターンを探索することが可能になっている。こうした手続きはまた、ハミルトンの時代と彼が社説を記述するのを辞めた後の双方において、ダウ理論の性質を調査するために利用できるハミルトンのオートマトン(ダウ理論とは Hamilton automaton)を構築することをも可能にする。」

Brown, S. J., Goetzmann, W. N., & Kumar, A. (1998). The Dow theory: William Peter Hamilton’s track record reconsidered. The Journal of finance, 53(4), 1311-1333., p1323より引用。

ブラウンらはこの関連から、「特徴ベクトル分析(Feature Vector Analysis)」を導入することで、ハミルトンの推奨事項の予測を試みている。特徴ベクトル分析はハミルトンの意思決定過程のモデル化に適している。この分析は、過去の価格系列の力学の特徴を「トレンドの形状(trend shapes)」に変換する。この分析の機能は、データセットの「位相的(topological)」な特性を増幅させる。市場における活動としては、上昇傾向、下降傾向、三尊天井(head and shoulders)、そして抵抗の水準などが挙げられる。

再帰的ニューラルネットワーク(recurrent neural net)は、こうした形状を入力として参照することで、1902年から1929年までの期間の訓練を通じて、任意の時点におけるハミルトンの推薦事項の状態に関連する系列の特徴を識別することを可能にする。そしてこのアルゴリズムは、非線形的な関数による特徴写像を展開する。

「前処理されたデータに対するクラスタリングにより、データの中の有意なパターンを識別することが可能になる。一般的にニューラルネットワークによって識別されるモデルを解釈することは困難だ。しかし、ニューラルネットワークによって学習された予測の関数を解釈することは可能である。我々の方法論を他のモデリング技術から区別するのは、特徴ベクトル分析によるトレンド形状の識別なのである。」

Brown, S. J., ダウ理論とは Goetzmann, W. N., & Kumar, A. (1998). The Dow theory: William Peter Hamilton’s track record reconsidered. The Journal of finance, 53(4), 1311-1333., p1325より引用。

ブラウンらによれば、特徴ベクトル分析の方法論は、「最適な」取引ルール(“optimal” trading rules)を特定する方法へと拡張できる。この分析のアプローチに追従していけば、もはや事前に取引ルールを指定する必要は無い。探索はパターンの領域で直接的に実行される。

【チャート解説】ダウ理論とは?稼ぐ手法や使い方まで簡単にわかりやすく解説

ダウ

つまり、 トレンドは一方向に動くのではなく、複数のトレンド(短期では下落トレンドだが、中期では上昇トレンド、長期でも上昇トレンド)を形成しながら、相場が動いているということがわかります。

したがって、実際にトレードを行う際には、自分がどのトレンド(短期、中期、長期)でトレードをするのか、明確に決めておく必要があります。

主要なトレンドは3つの段階から形成される

ダウ理論では、トレンドには先行期・追随期・利食い期の3つの段階がある。つまり、「主要なトレンドは3つの段階から形成される」と説明しています。

3つのフェーズ

① 先行期(第1段階)

② 追随期(第2段階)

③ 利食い期(第3段階)

いよいよ、「トレンドの最終段階」です。だれの目にも「上昇トレンド」と映り、FX初心者などの一般投資家も積極的に参加し価格はさらに上昇します。

明確な転換シグナルが発生するまでトレンドは継続する

ダウ理論では、上昇トレンドは「高値と安値がそれぞれ切り上がり」、下落トレンドでは「高値と安値がそれぞれ切り下がる」と定義されています。

トレンド

ダウ理論の中でも特に重要な基本原則では、 「明確な転換シグナルが発生するまでトレンドは継続する」 と記されています。

A.明確な転換シグナルとは、「上昇トレンドにおいて安値が切り下がったら、下降トレンドにおいて高値が切り上がった」場合のことを言います。

転換

高値安値

上記のチャート画像の一番左側では、安値が切り下がっており、「下落トレンド中」になります。ですが、その後、下落トレンドであった高値を更新し、安値も切り上がったため、下降トレンドから上昇トレンドへの転換が起きています。

ダウ理論を元にトレンドの転換を狙ったエントリー

ダウ理論を元にしたトレード方法としては、 トレンドを狙う「順張りの方法」トレンドの転換で大きな利益を狙う「転換エントリー」 があり、ここでは転換エントリーを説明します。

矢印

つまり、上昇トレンドにおいて安値が切り下がった場合、上昇トレンドが終焉を迎えていると判断でき、そこから下落トレンドが始まると解釈することができます。これをエントリーポイントとして図解したものが以下になります。

ダウ理論

なので、トレンド転換が確定した安値2のブレイクのタイミングで売りエントリーを行ことで、ダウ理論を元にトレンドの転換を狙ったエントリーをすることができます。

【知ってて当然】元祖相場の法則『ダウ理論』と『グランビルの法則』を全部解説!

テクニカル分析まとめ

みなさんは“トレンド相場”についてどの程度ご存知でしょうか^^?
一言で言えば 『一方向に向かって継続的に進んでいる相場』 ですよね(^_^)

私はこの “トレンド相場を制することがバイナリーオプションを制すること” だと考えてます^^

こういったことを知ることで、トレンド相場の “どこで”“どんなタイミングで” エントリーすればイイのかが見えてきます💡

今回の記事は、読んでいただいた方が トレンドの仕組みを正しく理解すること、そして実際に戦略を立てられるようになるまで を目的としています^^

せっかくご覧いただくなら根本から徹底的に理解してもらいたいので、今回は“全てのトレンド手法の根源”と言っても過言ではない 『ダウ理論』 と ダウ理論とは ダウ理論とは 『グランビルの法則』 について、この一記事で全てまとめあげました😁

テクニカル分析の元祖『ダウ理論』って??

ダウ理論とは、1890年代後半にかけて「チャールズ・ダウ」という人が提唱した、 相場の価格変動についての理論体系 ですね(*゚∀゚) (「理論」とか聞くとちょっと小難しそうに感じるかもしれませんが、責任持って私が分かりやすく解説していきますのでご安心を!笑)


【ダウ理論:6つの基本法則】

  1. 平均は全ての事象を織り込む
  2. トレンドには3種類ある
  3. 主要トレンドは3段階からなる
  4. 平均は相互に確認されなければならない
  5. トレンドは出来高でも確認されなければならない
  6. トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する

なので今回は “私がバイナリーオプションのトレードに必要だと考える法則” を4つピックアップして、詳しく解説していきますね😊

この4つは主にトレンドの仕組みや特徴・傾向の部分なのでまだ直接勝ちに繋がる知識ではありませんが、どれも トレンド相場攻略のベースとなる考え方 ダウ理論とは です😳

「実際にトレンド相場でどういう戦略でトレードしたらイイか」という考え方は 【グランビルの法則】 に基いて記事後半からお話していきますので、まずはこの 【ダウ理論】 でしっかりとトレンド相場の理解から進めていきましょう(*゚∀゚)❗

【ダウ理論の法則①】平均は全ての事象を織り込む

  • 経済指標
  • 景気を大きく左右する重大な発表
  • 国の印象を下げる事件・事故
  • 自然災害

一見、私たちバイナリーオプショントレーダーにとっては縁遠い情報にも見えますが、経済指標のみならず事件や自然災害まで、 「こういった事象は全て値動きとしてチャートに反映されている」 というのがダウさんの考えです😁

このように、 国の景気を左右するような事象は全て投資家の売買の判断材料 になります。

災害時のチャートの動き

つまりどんな事象が起きようとそれらは結局チャートの値動きとして反映されるため、 よりテクニカルな視点が重要 であることを説いたのがこの法則です^^

これがダウさんの導き出した答えであり、 “テクニカル分析の元祖” と呼ばれる所以ですね😁

【ダウ理論の法則②】トレンドには3種類ある

冒頭で私は 「トレンドを制することがバイナリーオプションを制すること!」 なんて偉そうに言いましたが、実はそのトレンドの重要性を説いたのもこのダウさんだと言われてるんですよね(^_^)(どこまで偉大なのよ…笑)

  • ①主要トレンド:1年~数年のサイクル。
  • ②二次トレンド:3週間~3ヶ月のサイクル。
  • ③小トレンド :3週間未満のサイクル。
  • ①主要トレンド:月足、週足、日足(長期足)
  • ②二次トレンド:4時間足、1時間足(中期足)
  • ③小トレンド :30分足、15分足、5分足、1分足(短期足)

これら1つ1つの時間軸はそれぞれが独立して動いているのではなく、全てが 1つの通貨の値動き であるということ。

そして 小さい時間軸は大きい時間軸の中のほんの一部の値動きに過ぎない ってことですね✨

時間軸の仕組み

  • 大きい時間軸の調整局面で発生した小さい時間軸のトレンドは一時的なものであること
  • 小さいトレンドはいずれ大きいトレンドの流れに飲み込まれるということ

小さいトレンドはあくまで大きいトレンドの調整局面に過ぎないため、 大きいトレンドが再びトレンド方向に進み始めれば当然小さいトレンドは崩れます 。 ダウ理論とは (逆に小さいトレンドが大きいトレンドと同じ方向に進んでいれば、それはエントリーの強い判断材料にもなりますね^^)

【ダウ理論の法則③】主要トレンドは3段階からなる

  • ①先行期 :市場価格が下落し全ての悪材料は織り込み済みと判断した少数の投資家が、いわゆる”底値買い”をする時期。価格は、下落しているか底値圏で上下している。
  • ②追随期 :市場価格の上昇を見て追随者が買いを入れる時期。価格は、上昇局面にある。
  • ③利食い期:価格が充分に上昇したところを見て、先行期に買いを入れた投資家が売りに出て利益を確定する時期。価格は既にその前から上昇局面にあるものの、その上昇する値幅は小さくなっている。

トレンドの3つの段階

続いてその上昇を察知した市場参加者たちがそれに乗っかるように買いを入れていき、それに伴って相場は加速度的に上昇していきます。
これが 追随期 、“トレンドの完成”とも言えるかもしれません😁

これが 利食い期 、“トレンドの衰退”ダウ理論とは ですね(^_^)

つまりこれって “永遠に続くトレンドはない” ってことでもありますよね^^?

トレンドの3つの段階を実際のチャートで見る

なぜなら “終わりの傾向さえわかっていればそれまでは積極的にトレンド相場にチャレンジできるから” です😁

そして肝心の 「どこからどこまでがトレンド相場なのか」 ってことは次の法則で明らかになります🎶

【ダウ理論の法則④】トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する

そしてトレンド相場を主戦場とするなら、当然 “チャートのどこからどこまでがトレンドなのか” ってことは絶対に知っておかなきゃですよね^^?

この法則の中でダウさんは 「明確な転換シグナルが現れるまでトレンドは継続する」 と言ってます。

上記の法則内には明記されていないのですが実はダウさん、「こうなったらトレンドだよ」っていう “トレンドの定義” もしっかりと打ち出しており、これを理解することで転換シグナルも簡単に見極めることができるんです(^_^)

  • 上昇トレンド …直近の高値・安値を 切り上げている 相場
  • 下降トレンド …直近の高値・安値を 切り下げている 相場

上昇トレンド

下降トレンド

そしてここまでを覚えてしまえば“転換シグナル”の確認もラクチン🎶
ズバリこのトレンドの定義が “崩れたとき” が転換シグナルです^^

転換シグナル

でも逆に考えれば、 『これらの条件が崩れない限りトレンドは続く』 ということがわかっているので、安心してトレンド相場を攻略していけますよね(*゚∀゚)♪

(ちょっと休憩)ダウ理論まとめ

今回の1つ目のテーマ 【ダウ理論】 の解説は以上となります😊

気づいた時には “空気を吸うように当たり前になってる” 、それぐらいトレーダーの中で浸透しているのがダウ理論です😄

ダウ理論まるわかりチャート

【ダウ理論一目でまるわかりチャート】

さて、ダウ理論でお話したところは主に “トレンドの仕組み” についてでした😊

続いてはその戦略の部分についてお話していきたいと思うのですが、その前に “じゃあそもそもなぜトレンド相場でトレードすることが大切なのか” について私の見解も踏まえてお話しておきたいと思います😊

大衆の心理に乗っかること、同調すること。それがトレンド相場のトレードです^^

エントリー方向の問い

相場は勢い良く上昇しているわけですから、多くの方は そのままトレンドの進行方向に向かってエントリーしたくなる んじゃないでしょうか^^?

このことから私は “できるだけ大衆の心理に乗っかること” こそ少しでも楽に利益を獲得する秘訣だと思ってます(*´∀`*)

ただ トレンドには調整が入るため、ずっと一方向に進み続けているとは限りません よね?

そこで登場するのが本日2つ目のテーマ 【グランビルの法則】 (*゚∀゚)❗

そして何を隠そう 私がこれまで作成した攻略法の多くは、このグランビルの法則をベースに形作られている と言っても過言ではありません😳

『グランビルの法則』移動平均線と8つの売買ポイント

まずグランビルのスゴイところは何と言っても、 “相場の値動きを予測するために使うのはテクニカルツール『移動平均線』1本のみ” ということ^^

でもなぜ移動平均線がそれほど多くの人に使われているのかって考えると、それは “グランビルの法則という明確な判断基準があるから” なんじゃないかって私は思ってます(^_^)

およそ60年も前に『ジョセフ・E・グランビル』さんによって提唱されたこのグランビルの法則では、移動平均線を使った 8つの売買ポイント が示されています💡

グランビルさん紹介

『グランビル』移動平均線を使った4つの買いの法則

グランビルの各法則は、基本的に “ローソク足が移動平均線に対してどのようなアクションを起こしたか” というところに着目していきます^^

【買いの法則①】相場が下落後、移動平均線が横ばいになるか上昇しつつある局面でローソク足が移動平均線を下から上にクロス!

キーワードは「移動平均線が横ばいになるか上昇しつつある局面」ってとこ💡
移動平均線が横ばい、あるいは上昇しつつあるということは、すでに “下降の勢いは衰えて相場が転換しようとしている可能性がある” 局面なんですよね(^_^)

ただここで注意してほしいのは、 “ダウ理論とは 抜けたからといって必ずしもそのまま上昇トレンドになるとは限らない” ってこと。

【買いの法則②】相場・移動平均線が上昇している局面で、ローソク足が移動平均線を上から下にクロス!

これはあくまで私の経験則ですが、どちらかというと 移動平均線を下抜けた後に再度上昇して上抜けたときの方が利益獲得の可能性は高い と感じますね😊

【買いの法則③】ローソク足が上昇する移動平均線の上にあって、移動平均線に向けて下落するもクロスをしないで再び上昇!

それは “必ずしも移動平均線で跳ね返るとは限らない” ということ💡

そのまま移動平均線を抜けてしまう可能性だってもちろんあるので、 しっかりと移動平均線で反発、上昇したことを確認してから上エントリーを狙っていくことが大切 です✨

【買いの法則④】移動平均線が下落している局面で、ローソク足が移動平均線とかけ離れて大きく下落!

移動平均線の特性として ダウ理論とは 「移動平均線とローソク足の間に空いた乖離はいつか必ず埋まる」 と言われたりもします💡

下降トレンド乖離

素直にトレンド方向に沿ってトレードした方が安全なのはたしかですし、 トレードを始めたばかりの初心者さんはまずしっかりとトレンドの流れに沿ったトレードをマスターしてほしい なっていうのが正直な気持ちです(^_^)

つまり 大元であるこの売買の法則を予め知っていることで、そういった手法をより自分の中に浸透させ、効果的に扱うことができるようになる はずです(*´∀`*)

『グランビル』移動平均線を使った4つの売りの法則

基本的には買いと売りが逆になるだけなので、先ほどご紹介した 買いの法則の真逆 だと考えてもらえれば問題はありません^^

【売りの法則①】相場が上昇後、移動平均線が横ばいになるか下降しつつある局面でローソク足が移動平均線を上から下にクロス!


【売りの法則②】相場・移動平均線が下降している局面で、ローソク足が移動平均線を下から上にクロス!


【売りの法則③】ローソク足が下降する移動平均線の下にあって、移動平均線に向けて上昇するもクロスをしないで再び下降!


【売りの法則④】移動平均線が上昇している局面で、ローソク足が移動平均線とかけ離れて大きく上昇!


上昇トレンド乖離

(あと一息!)グランビルの法則まとめ

グランビルの法則の8つの売買ポイント

【グランビルの法則:8つの売買ポイント】
※画像はクリックすると拡大します^^

なぜならこのグランビル3つ目の法則が 私の7年間の投資人生の中で最も安全且つ、勝率が高いと感じたから です(*´∀`*)

きっとそれは “バイナリーオプションが短期取引だから” なんじゃないかなって思うんです。

バイナリーオプションのトレードで最も有効なグランビル3つ目の売買ポイント

だからこそ 一度波に乗ったトレンド相場の中で何度も利益を狙っていける わけですが、かといってむやみやたらにエントリーすればイイってわけじゃないですよね^^?

じゃあトレンド相場を攻略する上で何が大切かっていうと、 “勢いがついているところを狙う” こと😁

そこでこれでもかってぐらい有効なのがグランビル3つ目の売買ポイント 『押し目買い』 なんですよね✨

押し目買いのポイント

2つの理論を話し終えて感じたこと^^

ダウ理論、グランビルの法則は、バイナリーオプションのトレードに必要不可欠な“テクニカルツール”を利用せずともこれほどまで相場を読み解くことができるんですから、まさしく “根っこの知識” と言ってイイです😊 (グランビルはMAを1本だけ使ってますけどね🎶)

もしこれらの法則を知らなかった方は、きっとこの記事を読む前と読んだ今で、チャートの見え方が随分と変わっているんじゃないかなと思います(^_^)
今なら “どんな相場でどのようにエントリーすればイイか” が見えてくる気がしませんか^^?

これからバイナリーオプションに取り組んでいく中で、今回学んだことが気づけばいつの間にか “空気を吸うように当たり前” になっているはずです😁

ダウ理論とグランビルを理解した上で攻略法を見て欲しい^^!

ちなみに今回お話した『ダウ理論』『グランビルの法則』は、 “攻略法を使ってトレードしていくためにあって然るべき知識” として考えていただけたらなと思ってます😊

ダウ理論の分かりやすい解説~全テクニカル分析の基本

ダウ理論

ダウ工業平均株価


(ダウ理論とは ダウ理論とは ダウ理論とは 画像はinvensting.comのチャート)

ダウ理論の利点

ダウ理論の概要

平均は全ての事象を織り込む

ダウ理論のトレンド

  • プライマリートレンド(大きなトレンド)
  • セカンダリートレンド(中ぐらいのトレンド)
  • マイナートレンド(小規模なトレンド)

ダウ理論のトレンド(3つの規模)

プライマリートレンド

セカンダリートレンド(中ぐらいのトレンド)

マイナートレンド

ダウ理論でトレンドの規模を分ける理由

プライマリートレンド(大トレンド)の見分け方

上昇トレンド

ダウントレンド

ダウ理論200日移動平均線

トレンドには3つの段階がある

  1. 先行期(アキュムレーション)
  2. 追随期(マークアップ)
  3. 利食い期(ディストリビューション)

トレンドは明確なトレンド転換シグナルがでるまで継続する

もっとも基本的なダウ理論におけるトレンド転換の考え方

上昇トレンド

ダウントレンド

ダウントレンドの終了 → 上昇トレンドの開始 という流れになります。

ダウントレンドの終了

上昇トレンドの開始

マイナートレンドでエントリー

平均は相互に確認されなければならない

米ドルインデックスチャート

GBPインデックス

主要通貨インデックスのRSI

トレンドは出来高でも確認されないといけない

ダウ理論に使えるインジケーター

zigzag_dow

ダウ理論の次に学びたいこと

  • プライマリトレンド方向の波はいくつの波で構成されるのか?
  • プライマリトレンドに逆行するセカンダリトレンドの波はいくつの波で構成されるのか?
  • これは押し目なのか?それともトレンド転換なのか?
  • このトレンドはまだまだ続くのか?それともそろそろ終盤なのか?
  • 今自分の立ち位置はどこなのか?

ダウ理論 まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

このブログはFXのかなり深い内容をお伝えしていますので、一通り読んでいただければ、相当な力がつきます。

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専業投資家。
FXの短期トレードでコツコツ稼ぎながら、そこで稼いだ資金を米国株の長期投資に突っ込むのが生きがいのおじさん。
最近は一日中全通貨ペアのエリオット波動分析をしてます。良い感じのエントリーポイントが見つかったらMT4で下位足を開いてEAを仕掛ける、みたいな毎日を面白おかしく生きています。
AmazonKindleで2冊のベストセラー電子書籍を持つ「プロになるためのデイトレード入門」「日本一即戦力なFX講座」

FXのダウ理論の弱点回避とダウ理論がわかりやすくなる3つのポイント

ゆん

・ダウ理論の基本
・ダウ理論の弱点と弱点回避法
・ダウ理論がわかりやすくなる3つのポイント

FX初心者

FXトレードで勝つためには、ダウ理論を理解することが近道です。

ダウ理論も、ポイントをつかめばわかるようになります。

①キレイなチャートを見る

②細かいローソク足まで見ない

③zigzagインジケーターを使う

FXトレードで使うダウ理論とは

私はダウ理論さえもわからずFX投資を始めましたが、 ダウ理論がわかるとチャートの見え方が変わってくるので、絶対に身に着けたい原則です。

というか、 いろんなインジケータはダウ理論を基にしてできているので、ダウ理論が理解できれば、納得してインジケータが使えます。

投資を少しでも経験したことがある人なら、「平均は全ての事象を織り込む」というダウ理論を聞いたことがあると思います。

6つの法則の中のまず1つだけ記憶する

ダウ理論とは 『トレンドは明確な転換サインが出るまで継続する』

ダウ理論をFXチャートでわかりやすく説明

ダウ理論アップトレンド

ダウ理論アップトレンド

◆高値を更新したらアップトレンド発生◆

が安値で ダウ理論とは と が高値です。

の高値を の価格が高値更新してますね。

これがアップトレンドです。

ダウ理論ダウントレンド

ダウ理論ダウントレンド

◆安値を更新したらダウントレンド発生◆

が高値で が安値です。

の安値を の価格が安値更新してますね。

これがダウントレンドです。

「ここで高値更新したから、アップトレンド発生」
「安値更新したからダウントレンド発生」
「高値更新してアップトレンド発生したけど、また安値割ったから、トレンド崩壊」

使えないと思っていたサインツールも使いこなせるようになる

ダウ理論がわかると、買ってみたけど使えないと思ったサインツールが、 「結構使えるかも」 ってなります。

でも、ダウ理論やエリオット波動がわかると、どのサインにエントリーすればいいかが、だいたいわかってきます。

FXのダウ理論がわかりやすくなる3つのポイント

①キレイなチャートを見る
②細かいローソク足まで見ない
③zigzagインジケーターを使う

①キレイなチャートを見る

キレイなチャート

ダウ理論がわかりやすいチャート

汚いチャート

ダウ理論がわかりにくいチャート

②細かいローソク足まで見ない

ダウ理論を理解するには、細かいローソク足を見るのではなく、波を捉えて見てください。 ダウ理論とは

③zigzag(ジグザグ)インジケーターを使う

FXのダウ理論がわかりやすくなるインジケーター『zigzag』

FXのダウ理論がわかりやすくなるインジケータ「zigzag」を紹介します。

チャートの見え方が違ってきます^^

zigzagインジケーターは、MT4の「挿入」 ⇒ 「インジケーター」 ⇒ 「カスタム」 にカーソルを合わせて ダウ理論とは
「カスタム」の一番下にあります。

チャートベーシック

チャートベーシック

チャート1Hzigzag

チャート1時間足 zigzag

黄緑のラインがzigzagです。

チャート4Hzigzag

チャート4時間足 zigzag

FXのダウ理論の弱点

世界中のFXトレーダーが意識しているダウ理論ですが、弱点もあります。

ダウ理論日足アップトレンド

ダウ理論日足アップトレンド

ダウ理論1Hダウントレンド

ダウ理論1Hダウントレンド

環境認識ができて、チャートパターンを見つけることができれば、1時間足でロング(買う)するのは無謀だとわかりますね。

人によってダウ理論の弱点の認識は違うと思うけど、 日足以上も見ることができればこの弱点は回避できます。

ダウ理論とフィボナッチはFXトレードでかなり使える

ダウ理論にフィボナッチリトレースメントを組み合わせると、FXトレードでかなり使えますよ。

おおよその利確位置がわかって、とってもラクです。

フィボナッチリトレースメントとは

利確目安の数値

フィボナッチリトレースメント利確目安

フィボナッチリトレースメント利確目安

フィボナッチリトレースメントの23.6 38.2 50.0 61.8 76.4 が意識される数値です。

ダウントレンドの条件がそろえば、150.0までは上下しながら到達するってことです。

FXのダウ理論でとれるエリオット波動の3波

FXのダウ理論がわかるとエリオット波動の3波がとれますよ。

FXトレードでダウ理論は使えないのか

「FXトレードでダウ理論は使えない」という声も聞いたことがありますけど、ダウ理論1つで勝負は無茶ですね。

「平均は全ての事象を織り込む」っていうチャールズ・ダウ氏の言葉はスゴイと思いますよ。

FXのダウ理論の弱点回避とダウ理論がわかりやすくなる3つのポイント

①キレイなチャートを見る
②細かいローソク足まで見ない
③zigzagインジケーターを使う

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