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海外ETFの魅力
ETF(Exchange Traded Fund)は、取引所に上場する投資信託で、上場株式同様に指値注文なども利用して自由に売買を行うことができる他、幅広い商品に投資可能なことからグローバルな運用資産残高は年々大きく拡大している。こうした中、同社がETFにフォーカスして毎年開催しているETFカンファレンスは、個人投資家向けのETFイベントとしては国内最大規模のカンファレンスで、今回もETFに精通した講師陣がETFの旬な話題や魅力、ノウハウを終日にわたって投資家に共有した。
オープニング挨拶 & 基調講演 | |
開演冒頭の挨拶で土居 雅紹氏( 楽天証券 常務執行役員 株式・デリバティブ事業本部長)は開催の御礼に加えて、 国内上場ETF利用者が日本でも100万人を突破し、中でも外国株に投資する国内ETFの取引は1年で53%増加、一方で楽天証券での米国上場ETFの保有残高もこの2年間で10倍弱になり、 ETFで一歩先を行く米国でも個別株や投資信託から資金が移っているなど、近年におけるETFの成長ぶりを紹介。長い目で投資することが可能なETFの魅力を確認できるプログラムとなっているので、本日はぜひ楽しんでいただければと述べて開会挨拶とした。
講演「2022年のグローバル市場見通し~わかりやすい!ETFの扉(とびら)~」で香川 睦氏(楽天証券経済研究所 チーフグローバルストラテジスト)は、ETFの特徴や市場規模、株や投信との相違点といった基礎知識、および近年のパフォーマンスについて解説後、主な株価指数のメインシナリオも含めた2022年の世界市場の見通しを展望した。
講演「私だけのオリジナルな資産形成の方法~ETFを組み合わせて考える~」で渡邉 啓輔氏(ブラックロック・ジャパン ETF事業部 ヴァイス プレジデント)は、世界の投資家動向調査概要やETF投資のポイント、自社の扱うETFを紹介。また、講演「激動の時代に安定した定期収入を提供するS-REIT ETF」ではHong Aik Sai氏(ライオン・グローバル・インベスターズ Business Development)がシンガポールREIT市場の展望およびREIT ETFのパフォーマンスについて解説した。 海外ETFの魅力
パネルディスカッション | 「世界と日本におけるETF投資の展望」 |
・Mattias Karnell氏(Teneo Partners 海外ETFの魅力 マーケティング・マネージャー)
・渡邊 雅史氏(野村アセットマネジメント ETF事業戦略部 チーフ・ETF・ストラテジスト)
・今井 幸英氏(日興アセットマネジメント ETFセンター・シニア・アドバイザー)
<ファシリテーター>
・土居 雅紹氏(楽天証券 常務執行役員 株式・デリバティブ事業本部長)
・「東証が語るまるわかり!ETF活用術」
富田 貴之氏(東京証券取引所 金融リテラシーサポート部 調査役)
・「東証上場・外国株式ETFの3つの謎~MAXISシリーズ 外国株式ETFのご紹介~」
佐藤 尚慶氏(三菱UFJ国際投信 法人投資家営業部 チーフマネジャー)
・「大和アセットが考える!ETFを活用した資産形成3つのポイント」
徳田 彩子氏(大和アセットマネジメント プロモーション戦略部 シニア・プレゼンター)
・「iSPEEDでETF投資!~米国ETF情報の拡充と便利機能のご紹介~」
紙田 智弘氏(楽天証券 株式・デリバティブ事業部)
講演(対談形式) | 「資産形成のポイントを山崎元が伝授!~事前質問にズバリお答えします!~」 |
山崎 元氏(楽天証券経済研究所 客員研究員)による講演は、ゲストの金野 真弓氏(Bogleheads 日本チャプター代表、青山学院大学 非常勤講師)との対談形式で進められ、前半は「実行可能な計画」、「早くから、且つ定期的に投資する仕組み」、「分散」といった投資哲学にフォーカスしたトークが繰り広げられた他、後半は「ローリスク・ミドルリターンの商品は?」といった事前に寄せられた質問に回答する形で進行した。
講演「機を見て森を見る投資~テーマ型ETFとESG ETF~」で深野 正二朗氏(Global X Japan 取締役 営業部長)は自社のテーマ型およびESG ETFの特徴や強みを紹介。また「ポートフォリオに保険を!金投資という選択肢」で林 恒氏(三菱UFJ信託銀行 証券代行部 調査役)は、内外の市況を鑑みた上での金投資の妙味や商品概要について説明した。
円高の今が始め時! 海外ETFの魅力に迫る(後編)--どんな銘柄を選ぶのが正解?
ただ、海外の株式に投資したいというのであれば、今や、アメリカだけに投資するのは、リスク分散の面で心配です。投資地域として、大きく『先進国』なのか『新興国』なのかという分類を考えてもいいかもしれません。今回の金融危機では、すべての株式市場が大きく崩れましたが、先進国と新興国では値動きが違うことも多くあります。また、安心と買う『先進国』、成長を買う『新興国』ともいえます。そういうわけで、売上上位には、いつも新興国全体に投資するインデックス『MSCI EMERGING』に投資するETF『アイシェアーズ MSCIエマージングマーケット』(EEM)が入っています。この指数は、新興国25カ国を対象に投資したものですから、たとえば、中国、インドなどもこの中に含まれています。やはりたとえ、中国やインドであっても、1国に投資するのはリスクが伴います。しかし、25カ国の新興国に投資するとなれば、1国だとありうる政治的リスクなども回避でき、成長を買うという一挙両得を得られます」
――MSCIエマージングが新興国とすると、先進国のインデックスではどんなものがオススメですか?
「そうですね、売上上位にも必ず顔を出しているのが、『MSCI EAFE』と「MSCI KOKUSAI』です。両方聞きなれないインデックスかもしれませんが、投資のプロ機関投資家の間では、非常によく使われているインデックスです。実は、MSCI EAFE(『アイシェアーズ MSCI EAFEインデックス ファンド』(EFA))はアメリカとカナダをのぞく先進国21カ国に投資している指数です。どうしてこんな指数があるかというと、これは、北米の投資家が外国投資をする際に利用しているんです。同じようにMSCI KOKUSAI(『アイシェアーズ MSCI コクサイインデックス』(TOK))は、日本を除く先進22カ国に投資しています。これは、日本の投資家が外国投資をする際に利用しているというわけです。私たち日本人が海外に投資したいと思ったら、MSCI コクサイを利用すればいいわけです。ただ、楽天証券で海外ETFを購入なさるお客さまのなかでは、MSCI EAFEも人気なんです。既に投資信託などの形で米国株式とお持ちの人には便利なんだと思います」
――海外ETFには、私たちが知らなかったインデックスファンドがたくさんラインナップされているのですね。ほかには、どんなインデックスファンドがあるのですか?
今回の金融危機でも、ほかの投資対象と値動きが違ったため注目を集めたのが原油、天然ガスといったエネルギー、金や貴金属などの各種商品、いわゆる『コモディティ』と呼ばれる投資対象です。楽天証券で取り扱っている海外ETFにも、コモディティ指数の代表銘柄である「S&P GSCI(ゴールドマンサックスコモディティ指数)に連動する海外ETF(『アイシェアーズ 海外ETFの魅力 GSCIコモディティ インデックスド トラスト』(GSG))があります。S&P GSCI商品指数は、原油や貴金属、小麦などの26の商品先物で構成されており、商品市況全般の動きと同等の投資成果を期待することができます」
――このほかにも、たとえば、新興国であれば、ラテンアメリカ、台湾、韓国、ブラジル、南アフリカなど、地域や国に投資する海外ETFがたくさんあって、どれを選ぶか迷ってしまいますが。
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認証コードとは何ですか? 海外ETFの魅力 口座開設の申込画面でメールアドレスをご登録いただいた後、登録されたメールアドレスへ「認証コード」が自動で送信されます。
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①本人確認書類のアップロード画面にて「運転免許証+個人番号通知カード」もしくは、「マイナンバーカード」を選択します。
②選択後、所定の本人確認書類の上部をタップすると、「写真またはビデオを撮る」等の画面が表示されます。(ご利用の端末により、表示される内容が異なります)
③本人確認書類を撮影し、「写真を使用する」等のボタンを選択します。
※撮影した画像を修正する場合は、アップロードされた画像の上部を改めてタップすると、再度、撮影画面に変わります。 iOS端末で、本人確認書類のアップロードがうまくできません コンテンツブロッカーのアプリをご利用されている場合、ウェルスナビサイトが正常に動作しない可能性があります。もし、ご利用されている場合は、コンテンツブロッカーを一度無効にしてから再度アップロードをお試しください。
■コンテンツブロッカーを無効にする方法
①ホーム画面に表示される「設定」を選択
②「safari」を選択
③「コンテンツブロッカー」を選択
④「コンテンツブロッカー」を無効にする
ウェルスナビ(株)に、もしものことがあった場合、預けた資産は守られますか? ウェルスナビ(株)にもしものことがあってもお客さまの資産に影響が及ばないよう、法令に基づいてウェルスナビ(株)の資産とは明確に分けて保管しています。
現金は全てみずほ信託銀行およびりそな銀行の信託口座にて保管され、ETFは米国の保管機関(DTC)にて分別管理されています。 海外ETFの魅力 ETFとは何ですか? ETF(Exchange Traded Fund、上場投資信託)とは証券取引所で取引される投資信託の一種です。
世界中のさまざまな資産を対象にでき非常に多くの銘柄に分散投資が可能という投資信託と同様のメリットがあり、一般的な投資信託より低コストなものが多く、長期運用に適した金融商品であると考えられます。
また、米国の株式市場など特定の地域、特定の資産の全体的な値動きに連動するように作られたものが多く、少ない銘柄で国際分散投資を実現することが可能です。 資産運用を始めた後は何が行われますか? 海外ETFの魅力 北國おまかせNaviでは、資産運用を開始された後も、以下の機能にてお客さまのポートフォリオを自動でメンテナンスしています。(※1)。
運用開始後のライフプランを踏まえた資産全体のサポートも
北國おまかせNaviに関するご留意事項
《登録金融機関》商号等:株式会社北國銀行 登録金融機関:北陸財務局長(登金)第5号 加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会
《金融商品取引業者》商号等:ウェルスナビ株式会社 金融商品取引業者:関東財務局長(金商)第2884号 加入協会:日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会
米国ETFによる資産形成応援!「SBI ETFセレクション」開始のお知らせ
「SBI ETFセレクション」には、基本的なポートフォリオの構築や中長期の資産形成に適していると当社が考える米国ETF10銘柄を厳選しました。「SBI ETFセレクション」のうち4銘柄は、従来から買付手数料無料で提供していますが、2022年4月1日(金)から、買付手数料無料の対象を6銘柄追加し、合計10銘柄に拡大します。
また、買付後も安心して資産形成を継続できるよう、相場見通し等の投資情報を各銘柄について定期的に発信していきます。
当社は、個人投資家の皆さまのグローバル投資へのニーズに応えるべく、米国株式取引専用のスマートフォンアプリ「SBI証券 米国株アプリ」の提供をはじめとして、5,000銘柄超の米国株式の取扱い、日付・曜日・ボーナス月を指定して好きなタイミングで一定株数または一定金額で定期的に米国株式・ETFの買付ができる「米国株式・ETF 定期買付サービス」、米国株式を貸し出すことで貸株金利を受け取れる「米国貸株サービス(カストック【Kastock】)」など、サービスの拡充に積極的に取り組んできました。
当社は、2022年を「米国株式サービス強化元年」と位置づけており、「SBI ETFセレクション」による米国ETFを活用した資産形成の後押しをはじめ、近日中に提供予定の「リアルタイム為替取引」や「外株サイト(外貨建商品取引サイト)リニューアル」、7月開始予定の米国株式信用取引など、お客さまの利便性向上に資するさまざまなサービスの提供を予定しています。
当社は、今後も「業界最低水準の手数料で最高水準のサービス」を実現するべく、魅力的な投資商品・サービスを拡充し、個人投資家の皆さまの資産形成を支援していきます。
■「SBI ETFセレクション」の概要
✓中長期の資産形成に適した米国ETF10銘柄の買付手数料が無料
✓専用ページ内でさまざまなコンテンツを提供し、各銘柄の投資情報等、ご自身のポートフォリオや米国ETFへの理解をより深めていただけるサポートを実施
※白塗部は、従来どおり買付手数料が無料の銘柄です。黄塗部が「SBI ETFセレクション」により新たに買付手数料無料となる銘柄です。
※「SBI ETFセレクション」の銘柄は今後変更となる場合があります。その際は当社WEBサイトにてご案内します。
※これまで買付手数料無料としていた米国ETF9銘柄のうち、5銘柄が買付手数料無料の対象から除外となり、通常の買付手数料がかかることとなります。詳細は下記URL遷移先をご覧ください。
買付手数料無料米国ETFの入れ替えに伴う一部銘柄の注文、米国リアルタイム株価への対応について
(URL:https://search.sbisec.co.jp/v3/ex/RT_foreign_info220318_us_realtime.html)
■「SBI ETFセレクション」告知ページの画面イメージ
※実際の画面イメージとは異なる可能性があります
※2022年4月1日(金)以降、順次当社WEBサイトで公開します。
<金融商品取引法に係る表示>
商号等 :株式会社SBI証券 金融商品取引業者
登録番号:関東財務局長(金商)第44号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、 海外ETFの魅力
一般社団法人日本STO協会
<手数料等及びリスク情報について>
SBI証券の証券総合口座の口座開設料・管理料は無料です。
SBI証券で取り扱っている商品等へのご投資には、商品毎に所定の手数料や必要経費等をご負担いただく場合があります。また、各商品等は価格の変動等により損失が生じるおそれがあります(信用取引、先物・オプション取引、外国為替保証金取引、取引所CFD(くりっく株365)では差し入れた保証金・証拠金(元本)を上回る損失が生じるおそれがあります)。各商品等への投資に際してご負担いただく手数料等及びリスクは商品毎に異なりますので、詳細につきましては、SBI証券WEBサイトの当該商品等のページ、金融商品取引法に係る表示又は契約締結前交付書面等をご確認ください。
投資をするならETFは知っておくべき!具体的なオススメを9つ紹介
鈴木 聖宣
「ETFってよく聞くけど、イマイチ分からない」
「ETFが気になるけど、自分にメリットがあるのか分からない」 海外ETFの魅力 海外ETFの魅力
なぜかというと、ETFは株をまとめた商品のため、投資初心者でも比較的迷うことなく買えるからです。まさに 株式と投資信託のハイブリッドのような商品 と言えます。
これから投資の勉強を始めようと思っている方に おすすめなのが、弊社サービスの「 投資の達人になる投資講座 」です。
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投資で成果を出すためには、本質を押さえた勉強が必要不可欠です。
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1章 そもそもETFとは?
ETFとは 「 Exchange Traded Fund」の略で、日本語では「上場投資信託」と呼ばれます。その名の通り上場している商品なので、株式と同じように買ったり売ったりができます。
株と違い、 ETFは「プロにお金を預け、増えそうな投資対象にまとめて投資をしてもらう」商品 のことです。
個別株はオレンジのバラ売り。ETFは「フルーツ盛り合わせ」
つまり、 1つのETFを買うだけで、 投資の分散ができる ということです。
2章 ETFのメリットとデメリット
ETFのメリット
1.プロが選定した投資先に分散投資できる
2.株に比べて金額が安い(数千円程度〜から) 海外ETFの魅力
3. 信託報酬(保有中のコスト)が安い
4.リアルタイムで指値注文や逆指値注文ができる。
5.新興国や商品など、特定ジャンルに特化したETFがある 海外ETFの魅力
1.プロが選定した投資先に分散投資できる
2.株に比べて金額が安い(数千円程度〜から)
しかし、トピックス上場投信で東証一部上場の2200社を1単位(10口)買うために 必要な金額は約2万円です。 (どちらの金額も2022年2月現在です)
3.信託報酬(保有中のコスト)が安い
このように、 中身が同じなのにも関わらず、信託報酬には2倍以上の開きがある 、ということが分かります。
4.リアルタイムで指値注文や逆指値注文ができる。
このように ETFの買い方は、個別株とほぼ同じなのです。
5.新興国や商品など、特定ジャンルに特化したETFがある
「今後の経済の動向は読めるんだけど、ひとつの会社に絞れない」、そんな時には、業種特化型ETFを使うという方法があります。例えば、今後は素材に関連する企業が上昇しそうだとしたら、素材関連の企業だけを集めたETFというものがあります。 ETFを使って景気循環の恩恵を受ける ことを目指すスタイルの投資も可能なのです。
ETFのデメリット
1.購入時/売却時に手数料がかかる
2.積立投資にはあまり向かない
3.分配金が自動再投資されない
4.個別株のような急騰は期待できない
1.購入時/保有時/売却時に手数料がかかる
とは言え、株式やETFの売買手数料も非常に安いものです。例えばSBI証券であれば、 5万円以下の株の売買手数料はたったの55円です 。
このデメリットを回避する方法として、 ETFは長期保有する銘柄に絞り、あまり頻繁に売り買いしない という対策が考えられます。
2.積立投資にはあまり向かない
3.分配金が自動再投資されない
4.個別株のような急騰は期待できない
3章 ETFの種類
ひとえにETFと言っても、私たちが日本で買うものには大きく2種類あります。それが「国内ETF 」 と「海外ETF 」 です。ではそれぞれの違いを見ていきましょう。
国内ETFの特徴
- 国内の取引所に上場している
- 両替は不要!日本円で買える
- 国内の商品が充実している
- 流通量が少ないものがある
海外ETFの特徴
- 海外の取引所に上場している
- 現地通貨に両替が必要
- 海外の商品が充実している
国内ETF
1つ目は、 国内の証券取引所(東証など)に上場しているETFで、これらは総称「国内ETF」などと呼ばれます。 この記事でも以降は「国内ETF」の呼称を使うことにします。
ここがややこしい所なのですが、 国内ETF にも、米国S&P500連動型など、海外資産を対象としているものがあります。 後述する「海外ETF 海外ETFの魅力 」 と混乱しがちですので、とりあえず国内と海外、2つの違うタイプのETFがあることを覚えておきましょう。
国内の取引所に上場している
両替は不要!日本円で買える
国内の商品が充実している
流通量が少ないものがある
海外ETF
もう1種類のETFは、海外の市場に上場するETFです。 「海外ETF」や「外国ETF」などと呼ばれ、 海外で組成されたETFが、証券会社の外国株セクション等で販売されています。
今回は これらのETFを 海外ETFの魅力 「海外ETF」と呼びます。
海外の取引所に上場している
海外ETFの特徴は、やはり海外の取引所に上場している商品ということです。海外なので、日本では買えない、 様々な 海外資産(株式・債券・不動産・コモディティなど)へ手軽にアクセス できる ことが魅力です。
ただし、 海外ETFの場合は必ず現地通貨に両替する必要があります。 ですので、どうしても両替手数料がかかってしまうことは念頭に置きましょう。
海外の商品が充実している
「海外ETF 」の 名の通り、とにかく 海外商品が充実しています。
米国市場のETFを使うと、テック企業を中心としたアメリカ国内の様々な企業に投資ができます。S&P500やダウなどのメジャーどころだけでなく、アメリカ企業に多い 「 高配当 」株のETFなどはアメリカ市場が量的にも手数料的にも有利だと言えます。
新興国投資でもメリットの大きい米国ETF
それでは以下、国内ETFと海外ETFのそれぞれの特徴をまとめます。
4章 投資信託とETFの違いは?
注文方法が多様なETF
iDeCoやNISAに強い投資信託
投資信託とETFの手数料を比較
ETFを買う際の手数料は、個別株を買うのとほぼ同じ扱いですので、 買付時と売却時に手数料が掛かります。 とはいえ、最近ではネット証券を中心にこの手数料も非常に安くなってきました。
今回は、 投資信託とETF(国内ETF)で、「S&P500」を購入した場合の手数料を比較してみました。 どちらもSBI証券を使って比較しています。
まず投資信託では、「三菱UFJ国際 eMaxis Slim 米国株式 S&P500」を、
ETFでは「NEXT FUNDS S&P 500 指数(為替ヘッジなし)」(銘柄コード:2633) を買うこととします。
A. 100万円を2年保有
B. 100万円を10年保有
C. 1000万円を20年保有
これらの3パターンで手数料を検証した表が以下です。
気にすべきは、より大きな金額を長期で持つ場合です。例えば、Cの「1000万円を20年保有 」する場合なら 、両者では4万円近い開きが出ています。
例えば同じくSBI証券の「外国株取引」で購入できる海外ETFの「バンガード S&P500ETF 」 海外ETFの魅力 (ティッカー:VOO)なら、年間信託報酬は なんと破格の 0.03%/年 です!
このように、 同じ中身の商品でも販売会社や運用会社によって手数料は変わります。 これからETFなどに投資していく人なら、覚えておいて損はないでしょう。
5章 ETFが向いてるのはこんな人
1.長期目線で投資をしたい人
2.つみたてNISAやiDeCoだけでは物足りない人
3.株式投資よりも低リスク・低リターンがいい人
1.長期目線で投資をしたい人
理由は、 ETFは保有中にかかる手数料が安く、逆に買付と売却の時は手数料が掛かります。 ですから一度買ったら売らずに長期保有するのに向いています。 (手数料については2章も参照ください)
2.つみたてNISAやiDeCoだけでは物足りない人
3.株式投資よりも低リスク・低リターンがいい人
6章 目的別・オススメETF3選
また、 投資信託で安く買えるファンド(例:S&P500連動型など)はリストには入れていません。 なぜならETFの恩恵がありそうなものを選んだ方がETFのポテンシャルが活かせると思ったからです。
配当生活でFIREを目指したい人 − 海外ETFの魅力 海外ETFの魅力 高配当株ETF3選
【高配当株ETF 3 選】
1.SPDR ポートフォリオS&P500 高配当株式ETF(ティッカー:SPYD)
2.グローバル X 米国優先証券ETF(ティッカー:PFFD)
3.NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信(銘柄コード: 1489)
高配当ETFに投資をすれば、その夢に一歩近づくかもしれません!
1.SPDR ポートフォリオS&P500 高配当株式ETF(ティッカー:SPYD)
SPDR ポートフォリオS&P500 高配当株式ETF(ティッカー:SPYD)
特長: S&P500から選出される高配当銘柄という安心感がある。
組入銘柄トップ:1.Seagate Technology Holdings 2.ConocoPhillips 3.Iron Mountain
信託報酬:年 0.07%
分配金利回り:年 4.63%
2.グローバル X 米国優先証券ETF(ティッカー:PFFD)
グローバル X 米国優先証券ETF(ティッカー:PFFD)
特長: 安定的に高い利回りを維持しているETFであること
組入銘柄トップ:1.Broadcom 2.Wells Fargo 3.Bank of America
信託報酬:年 0.23%
分配金利回り:年 5.03%
3.NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信(銘柄コード: 1489)
米国の高配当株ETFに比べて、信託報酬や分配金比率の面では劣りますが、 日本円で投資できることはメリットです。 また売買にかかる手数料も海外株・ETFより安いです。
また 税金面でも、 国内ETFは国内株式と同じ扱いですので、人によっては海外ETFを買うよりハードルが低いと言えるでしょう。
NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信(銘柄コード: 1489)
特長:国内証券取引所に上場していることのメリット
組入銘柄トップ:1.日本郵船 2.三菱商事 3.日本たばこ産業
信託報酬:年 0.31%
分配金利回り:年 3.76%
アメリカ企業の勢いある成長を享受したい人 − 成長株ETF3選
【成長株 ETF 3選】
1.バンガード 米国一般消費財 サービス セクター ETF(ティッカー:VCR)
2.バンガード 米国通信サービスセクター ETF (ティッカー:VOX)
3.インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF (ティッカー:QQQ)
1.バンガード 米国一般消費財 サービス セクター ETF(ティッカー:VCR)
1番目にご紹介するのは、米国バンガード社の「米国一般消費財サービスセクター」ETFです。これが1位になった理由は、 組入上位の2銘柄が「Amazon」と「Tesla」だからです。
ヴァンガード 米国一般消費財 サービス セクター ETF(ティッカー:VCR) 海外ETFの魅力
特長:AmazonとTeslaが上位2社である。ヴァンガード社なので信託報酬が安い。
組入銘柄トップ:1.Amazon 2.Tesla 3.Home Depot
信託報酬:年 0.1%
5年騰落率:136.6%
2.ヴァンガード 米国通信サービスセクター ETF (ティッカー:VOX)
組入銘柄の上位は Alphabet(Google)と Meta(Facebook)で、この2社がファンド全体の約30%を占めています。MetaとGoogleはどちらも広告収入がメインですが、それぞれSNSや検索エンジンでは圧倒的な世界シェアを占める企業です。
ヴァンガード 米国一般消費財 サービス セクター ETF(ティッカー:VCR)
特長:名だたるSNS・エンタメ企業に投資ができる。値がさ株のGoogleの比重が高め
組入銘柄トップ:1.Alphabet(Google) 海外ETFの魅力 2.Meta(Facebook) 3.The Walt Disney Co
信託報酬:年 0.1%
5年騰落率:30.2%
3.インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF (ティッカー:QQQ)
成長株の最後にご紹介したいのが、こちらのインベスコ QQQ です。
3.インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF (ティッカー:QQQ) 海外ETFの魅力
特長: アメリカのテック企業を網羅したファンド。2020年以降の成長が特に著しい
組入銘柄トップ:1.Apple 2.Microsoft 3.Amazon
信託報酬:年 0.2%
5年騰落率:181.5%
長期目線で新興国に期待している人 − 新興国株ETF3選
【新興国株ETF 3選】
1.ウィズダムツリー インド株収益ファンド(ティッカー:EPI)
2.バンガード FTSEエマージングマーケッツETF (ティッカー:VWO)
3.ヴァンエック アフリカ ETF (ティッカー:AFK)
特に 新興国株式に連動する投資信託は、信託報酬が年2%以上の商品が多い ので、ETFを活用することで手数料を効果的に抑えられます。
・先進国と比較すると、通貨や経済基盤が弱い
・政治的に不安定な国がある
・結果として株価が安定しない
1.ウィズダムツリー インド株収益ファンド(ティッカー:EPI)
ウィズダムツリー インド株収益ファンド(ティッカー:EPI)
特長:成長著しいインド市場にアクセスできる。インドファンドとしては手数料が安い
組入銘柄トップ:1.Reliance Industries (エネルギー) 2.Infosys (IT) 3.Housing Development Finance (金融)
信託報酬:年 0.83%
5年騰落率:80.海外ETFの魅力 4%
2.バンガード FTSEエマージングマーケッツETF (ティッカー:VWO)
広く「新興国株式ファンド」として知られるETFです。 世界の新興国株式に連動する成果を目指していくファンドです。 主にMSCI社とFTSE社の指数の2種類があり、このETFはFTSE社の指数を採用しています。
バンガード FTSEエマージングマーケッツETF (海外ETFの魅力 ティッカー:VWO)
特長: 「 新興国株式ファンド」として代表的な指数に連動するETF。手数料が非常に安い。
組入銘柄トップ:1.Taiwan Semiconductor (半導体/台湾) 2.Tencent (IT/中国) 3.Alibaba (IT/中国)
信託報酬:年 0.08%
5年騰落率:45.2%
3.ヴァンエック アフリカ ETF (ティッカー:AFK)
ヴァンエック アフリカ ETF (ティッカー:AFK)
特長:最後のフロンティア・アフリカの幅広い国に投資ができる
組入銘柄トップ:1.Attijariwafa Bank (金融) 2.Safaricom (通信) 3.Mtn Nigeria Communications (通信)
信託報酬:年 0.78%
5年騰落率:10.6%
7章 ETFを積立で買う方法
国内ETFの積立 − マネックス証券
・国内ETFの積立ができるのはマネックス証券
・定額での積立ができるので便利
・年0.3%の運用手数料はかかる
マネックスアドバイザーは ロボットアドバイザーの一種なのですが、国内ETFを使って運用をします。
海外ETFの積立 − SBI証券 / 楽天証券
・海外ETFの積立は、「米国株ETF」なら可能
・SBI証券 か 楽天証券 を使う
・定額での積立ではない点に注意
ただ、米国株ETFの場合、 定額買付ではなく、1株単位での買付になる ことに留意してください。つまり、同じETFでも、今月は100ドルで買えたけど来月は120ドルになっているかもしれない(逆もまた然り)ということです。
SBI証券と楽天証券、どちらの証券会社を使っても大きな差はない と言えます。取り扱い銘柄数や、日本円からの両替手数料も、両社ほぼ一緒です。
8章 まとめ
ETFのメリット・デメリット
メリット
1.プロが選定した投資先に分散投資できる
2.株に比べて金額が安い(数千円程度〜から)
3.信託報酬(保有中のコスト)が安い
4.リアルタイムで指値注文や逆指値注文ができる。
5.新興国や商品など、特定ジャンルに特化したETFがある
デメリット
1.購入時/売却時に手数料がかかる
2.積立投資にはあまり向かない
3.分配金が自動再投資されない
4.個別株のような急騰は期待できない
ETFの種類と特徴
国内ETFの特徴
- 国内の取引所に上場している
- 両替は不要!日本円で買える
- 国内の商品が充実している
- 流通量が少ないものがある
海外ETFの特徴
- 海外の取引所に上場している
- 現地通貨に両替が必要
- 海外の商品が充実している
- 海外の取引所に上場している現地通貨に両替が必要海外の商品が充実している
投資信託とETFの違い
ETFが向いている人
1.長期目線で投資をしたい人
2.つみたてNISAやiDeCoだけでは物足りない人
3.株式投資よりも低リスク・低リターンがいい人
目的別・オススメETF3選
【高配当株ETF3選 海外ETFの魅力 】
1.SPDR ポートフォリオS&P500 高配当株式ETF(ティッカー:SPYD)
2.グローバル X 米国優先証券ETF(ティッカー:PFFD) 海外ETFの魅力
3.NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信(銘柄コード: 1489)
【成長株ETF 3選】
1.バンガード 米国一般消費財 サービス セクター ETF(ティッカー:VCR)
2.バンガード 米国通信サービスセクター ETF (ティッカー:VOX)
3.インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF (ティッカー:QQQ)
【新興国株ETF 海外ETFの魅力 3選】
1.ウィズダムツリー インド株収益ファンド(ティッカー:EPI)
2.バンガード FTSEエマージングマーケッツETF (ティッカー:VWO)
3.ヴァンエック アフリカ ETF (ティッカー:AFK)
ETFを積立で買う方法
国内ETFの積立 − マネックス証券
海外ETFの魅力 海外ETFの魅力 ・国内ETFの積立ができるのはマネックス証券
・定額での積立ができるので便利
・年0.3%の運用手数料はかかる
海外ETFの積立 − SBI証券 / 楽天証券
・海外ETFの積立は、「米国株ETF」なら可能
・SBI証券 か 楽天証券 を使う
・定額での積立ではない点に注意
・定額での積立ではない点に注意
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