インカムゲイン・キャピタルゲインとは?どっちが初心者におすすめか解説
例えば、今年(令和3年)の3月にトルコリラが大暴落したトルコリラショックがニュースになりました。
FXの投資家では、200万円の証拠金がほぼなくなってしまった人や、口座残高がマイナスになってしまい借金を負う人、全資金を失う人、借金の返済に見舞われる人が続出しました。
この令和のトルコリラショックで、国内の個人投資家が抱えた借金額だけでも14.2億円以上、トータルの損失はその何十倍とも予想されています。
答えは「NO」です。
5-3.不動産のキャピタルゲインは性質が違う
キャピタルゲインの中で、唯一初心者にもおすすめできるのが 不動産投資 です。
というのも、先にふれたとおり、不動産投資におけるキャピタルゲインは性質が異なるからです。
なにより、 不動産では保有している分にはインカムゲインが得られます。
キャピタルゲインだけにとらわれて収益を考える必要がありませんので、ほかのキャピタルゲインよりも 比較的に低リスクでキャピタルゲインを狙えますね。
6.リスクとリターンで投資方法を決定しよう!
6-1.投資のリスクとリターンは原則的に一致する
ここまで見てきたように、インカムゲインは【ローリスク・ローリターン】、キャピタルゲインは【ハイリスク・ハイリターン】と、 投資のリスクとリターンの大きさは原則的に一致します。
6-2.不動産投資に限ってはリスクとリターンをコントロールしやすい
その中でも、 不動産投資はリスクとリターンをコントロールしやすい投資方法です。
なぜなら、ほかの投資では基本的に金融資産であるのに対し、 不動産は実物資産 だからです。
さらに、先述したように、 インカムゲインを得ながら売却へとシフトできるという点も大きなポイント です。
このように、資産そのものに工夫する余地がある点でも、バランスを見て投資方法を選べる点でも、 不動産は【ローリスク・ミドルリターン】が実現可能 な方法なのです。
7.リスクを最小限に抑えるには分散投資も検討しよう
ですので、 さらにリスクを押さえていくためには、分散投資がおすすめです。
投資先を分散することで、なにか一つで損を出してしまっても、ほかの投資でカバーすることが可能です。
このように、 2 つの性質の違いがお判りいただけたかと思います。
まずは、投資のリスクとリターンは原則一致するという点は抑えておきましょう
初心者の方は、まずはリスクの小さい投資方法から始めてみる のがおすすめです。
リスクを抑えるには、 インカムゲイン重視の投資を選択 することや、 投資先を分散 することが挙げられます。
リスクは少なくしたいけどできるだけ稼ぎたい場合は、 リターンを工夫できる 不動産投資 がおすすめです。 インカムゲインを得ながらキャピタルゲインも狙えるのも、不動産の大きな魅力ですね。
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新田 ゆり
PLAC株式会社のセミナー運営・バックオフィスを担当しています。
北海道札幌市出身です。
わかりやすい・読みやすい記事をめざします。
皆様のお役に立てたら幸いです。
キャピタルゲイン
キャピタルゲイン(Capital Gain)とは、有価証券、土地等の資産の価格変動に伴って保有する資産を売却することによって得られる利益のことをいう。 資産が土地であれば、キャピタルゲインは土地の売却益を指し、資産が株式であれば株式の譲渡益を指す。 反対に、保有する資産を売却することによって損失が出た場合をキャピタルロスと呼ぶ。 キャピタルゲインというと、株式の売却益をイメージされる方が多いと思うが、実は株式以外の資産の売却益もキャピタルゲインに含まれる。 ちなみに20万円で買った株式を25万円で売却した場合のキャピタルゲインは、5万円ということになる。 なお、キャピタルゲインを得る手段には以下のようなものがある。 ・株式 ・投資信託 ・土地やマンションなどの不動産 ・外国為替証拠金取引(FX取引)
【補足】インカムゲインとは
キャピタルゲインと並べられる言葉にインカムゲインというものがある。 インカムゲインとは、資産の保有することにより配当などで得られる収入のことを言う。 これは安定的な利益を得るために行うものであり、キャピタルゲインとは異なる側面を持つものである。 詳しくはこちら
キャピタルゲインのメリット
短期間で利益を出せる可能性がある
キャピタルゲインは、インカムゲインと比較するとハイリスクな投資を行うため、 短期間で利益を出せる可能性がある。 短期間で株価が上昇する銘柄は実際にあるので、そのような銘柄に投資できれば短期間で利益を出すことが可能である。 また確定申告で損益通算をすることができるため、キャピタルゲインとキャピタルロスを相殺することで、節税効果が期待できる。
大きな利益を出せる可能性がある
キャピタルゲインは購入時の値段が安ければ安いほど、また、売却時の値段が高ければ高いほど大きな利益を出せる。 例えば株式投資の場合、株価が10倍以上になる銘柄はテンバガーと呼ばれる。このような銘柄に投資できれば大きな利益を出すことができる。 もちろんこのような銘柄を見つけるのは簡単なことではないが、インカムゲインと比較すると、大きな利益を出す可能性を持っているのがキャピタルゲインの最大の特徴である。
キャピタルゲインのデメリット
投資損失が大きくなる可能性がある
キャピタルゲインは、利益が大きくなる可能性が高い反面、保有期間に価格が下落した場合は損失額が大きくなる可能性が高い。 例えば株式投資では、投資先企業の業績だけでなく、経済変動や自然災害などの外部的な影響も受ける。また、予測できない企業環境の変化によって、株価が大きく変化することもある。 したがって、ハイリターンであることと同時にハイリスクであることも念頭に置く必要がある。
投資資産の売却が必要不可欠
キャピタルゲインは、投資した資産の売却によって得られるため、売却時まではキャピタルゲインが確定することはない。 そのため、売却前に含み益があっても、投資資産の価格が急落してしまえば、キャピタルゲインではなく、キャピタルロスとなることがある。 株式投資の場合は、ひとつの銘柄全部を売却しようとして、その一部分を売却しているうちに、市場価格に影響を与えてしまうこともある。 そのため、すべての売却を終えたタイミングでは、想定していたような利益が得られないことも起こる。
投資信託なんでもQ&A
気になる100選
一方、積立投資のデメリットは次の3つです。
・保有資産の価値が右肩下がりに下落するような局面に弱い。分散投資(時間分散)をしていても、保有資産のほとんどが下落すれば、含み損がどんどん積み重なってしまう。
・逆に、資産価値がどんどん上昇していくような局面では、分散投資をするよりも、まとめて投資する方が大きな利益を上げられる。 キャピタルゲインとインカムゲインってなに
・自動で買い付けが行われるため、投資対象を見直さずについつい放置しがちになってしまう。
ETF(Exchange Traded Funds)とは、日本語で「上場投資信託」といい、証券取引所に上場し株価指数などに代表される指標への連動を目指す投資信託です。ETFには、国内株式などと連動した「国内ETF」、外国株式などと連動し、海外証券取引所に上場する「海外ETF」の2種類があります。
次に、ETFは他の投資信託と比較して、「運用管理費用(信託報酬)」が低くなっている点です。理由としては、
・一般の投資信託と異なり、運用管理費用のうち販売会社に支払う部分がない
・インデックス運用なので、企業調査などのコストが少ない
・現物拠出型のETFであれば、自分で株式などの売買を行う必要がないため、売買にかかるコストが少ない
ためです。
一方、ETFのデメリットとして、運用上のリスクが挙げられます。ETFの値動きに影響を及ぼす主な変動要因として、次の3つがあります。
・価格変動リスク
組み入れた有価証券の価格等が変動することによってETFの価格が変動するリスクがあります。
・流動性リスク
市場の需給の変化によって、狙った価格で売買が成立しないリスクや、予想される価格よりも著しく離れた価格で売買取引が成立するリスクがあります。
・乖離するリスク
市場の急変や運用状況によっては、ETFの基準価額が株式市場の市場価格と連動せず、実際の値動きから乖離するリスクがあります。
J-REIT(J-リート:Japan Real Estate Investment Trust)は、多くの投資家から資金を集めて不動産等を購入し、その賃貸収入や売買益を投資家に分配する投資信託です。J-REITは投資法人が母体となる「会社型」の投資信託の一種で、J-REITでは「不動産投資法人」が運用します。また、J-REITは原則として途中解約ができない「クローズドエンド型」の投資信託ですが、証券取引所に上場しているため、株式と同じように自由に売買が可能です。不動産投資法人は、オフィスビル、商業施設、賃貸マンション、物流拠点などさまざまな不動産に投資しています。
J-REITは、1960年にアメリカで生まれた、「REIT(Real Estate Investment Trust)」という不動産投資信託の仕組みが元になっています。2000 年に投資信託法が改正された結果、日本でもREITが解禁され、2001年9月には2銘柄が上場し、2020年12月現在では上場銘柄数は60を超え、市場規模(時価総額)は13兆円まで増えています。
・分配金が安定している
J-REITの主な収益源は不動産の賃料収入などです。賃料収入は株価と違い、通常は大きな値動きがありません。J-REITの分配金を通じて、安定した収益を得ることができます。
また、日本のJ-REITには税制優遇措置があり、投資信託の運用利益の90%超を投資家に分配した場合、法人税が実質的に免除されます。そのため、J-REITは投資家が分配金を得やすい仕組みになっています。
配当以外の利益が入った!
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1:キャピタルゲインとインカムゲインってなに 13:59
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第257回 「キャピタルゲインとインカムゲイン」
一般に投資をすることによって得られる収益はキャピタルゲインとインカムゲインの二つに分けられます。
キャピタルゲインは、価格変動のある商品の売買によって得られる利益です。安く買って高く売れば得られる利益ですね。
インカムゲインは、ある資産を保有することによって継続的に得られる利益です。
債券や預貯金の利金や利息はその代表ですが、価格変動のある商品でもインカムゲインはあります。FX投資ではスワップポイント、株式投資では配当などです。
そもそも債券は安全資産・インカムゲインの代名詞ですが、世界的低金利のため新興国通貨建て債などを除いて高い利金は期待しにくいのが現実ですよね。
また、欧州信用不安により、本来「低リスク」であるはずの先進国国債ですら、その信用度が落ちてきています。
そんなときに債券?と思われるでしょうか。
詳しくご紹介したいと思います。
債券は原則(ゼロクーポン債などを除いて)100で買って、満期に100で戻ってくる、その間決まったクーポン(利金)を受け取れるという商品です。
債券は価格が下がると金利が上がる、つまり値下がりすると「利回り」が高くなります。そもそものクーポンが低くても、値段が下がったところ(100以下を「アンダーパー」といいます)を買って満期まで保有すれば「償還差益」(キャピタルゲイン)が得られ、その結果、クーポンより高い「利回り」となります。
もちろん、保有期間はクーポンをインカムゲインとして受け取れます。
ただし、値段が下がるということは信用が下がる=デフォルトの可能性が高まるということです。無事満期まで迎えられるかというリスクが高まることを意味しますので要注意です。
ギリシャ国債などユーロ建てでありながら200%以上(期間より異なります)といった信じられない利回りです。
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